ケース3
窃盗の裁判。
30代の妻子ある男性が、居酒屋で飲んでいた時の話。
被告は近くに座っていた見知らぬ女性に一目惚れ。
よっぽど惚れてしまったのか、
女性がトイレに行っている隙に女性のカバンを漁って家の鍵を盗みました。
現行犯で逮捕されて裁判に至りました。
法廷内の被告は憔悴しきった様子で、答弁も泣きながらです。
とにかく何度も謝罪して猛反省しているようにも見えました。
まさに魔が差してしまったのでしょうか。
今回は珍しくその日のうちに判決が出ました。
ちなみに被告に前科はありません。
奥さんに離婚届を突きつけられてます。
被害額は鍵一本の千円前後です。
判決は懲役2年・執行猶予5年!
重い判決で驚きました。
主文によると、
窃盗で一番盗んではいけないのが鍵なんだそうです。
鍵を盗む事によって、不法侵入・窃盗・強姦
さらには殺人にまで発展する可能性があるからです。
大金が入ってる財布を盗むより重いのです。
現行犯で捕まって良かったと思います。