ケース1
交通法違反の裁判で、内容はひき逃げです。
犯人は車に乗っていて自転車に乗っている女性を撥ねてしまいました。
車は停止することなく逃走して、
犯人は奥さんの勤めている病院まで行きました。
なんと奥さんに罪を被って貰おうとしたのです。
奥さんは最初は拒んでいましたが、
犯人は自営業で車を使用する為に捕まって免許証を剥奪されると生活が出来ない。
息子が北海道の薬科大学に通ってるので学費・仕送りが出来なくなる。
奥さんのパートの収入では生活が成り立たないので、
泣く泣く身代わりになって出頭しました。
しかし、事故を起こした時間帯・奥さんの働いていた時間帯が一致するので
すぐに足がつきました。
幸いな事に被害者の女性は命に別状はありません。
それでも轢かれて逃走された心情は察するに余ります。
加害者にとっても最悪の結末です。
轢いてすぐに警察を呼ぶのが一番最小限で済むのです。
奥さんにまで火の粉が降り掛かりました。
判決は一ヶ月後なので結果を知る事は出来ませんでしたが、
検察側は懲役半年を求刑してました。